第1回 デザイン販売から見えた「価格の壁」初心に帰る理由!

「私の夢工房」

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デザインを「売る」という挑戦、そして直面した現実

皆さん、こんにちは!ハンドメイドのワンティルです。

この度、数ヶ月間試行錯誤してきた私の販売プロジェクトについて、一度立ち止まって考え直すことにしました。

「価格より“伝わる”を大切に。ハンドメイド販売の原点回帰」を始めるきっかけです。

 実は、時間の捻出が難しくなり、「デザインを売る」というコンセプトで、制作過程の大部分を外注する「オンデマンド販売」を試みていました。私のデザインとコンセプトで、制作はプロの業者さんに任せる、というやり方です。

 結果として、時間は大幅に節約できました。制作の手間もゼロになり、「これなら忙しくても続けられる!」と期待に胸を膨らませていました。

でも、結論から言うと…全く売れませんでした。

 そして、この「売れない」という経験から、私はハンドメイド販売における「価格とブランドの壁」と、クリエイターとして本当に大切なものを見つめ直すことになったのです。


高価格帯の壁 時短の代償と市場のギャップ

なぜ、売れなかったのか?

 最も大きな原因は、やはり価格でした。それと、ブランドや商品の方向性も有るでしょう。基本的には夢の街グループの中の1店舗であり方向性はある程度決まっています。

予想外のコスト増

外注化によって、確かに手間は減りましたが、それに比例してコストは跳ね上がりました。材料費に加え、業者さんの製造コスト、品質管理費などが加わり、最終的な販売価格は自分で制作していた時の2倍以上に。材料費は材料が良いものを使っておりここは仕方ないのかもしれませんが・・・

「品質が高いから、この価格でも理解してもらえるはずだ」

そう信じていましたが、現実は甘くありませんでした。

ハンドメイド市場との大きなギャップ

私たちの主戦場であるミンネやCreema、フリマサイトなどは、多くの場合、価格帯が比較的落ち着いています。もちろん高価格帯の商品も売れますが、それは「クリエイターの技術」「素材の希少性」「唯一無二のデザイン」「ブランド」といった圧倒的な付加価値があってこそ。

単なる「外注品」が、その価格帯で勝負するのは至難の業でした。時短や手間を減らした裏側で、価格が市場の期待値を大きく超えてしまったことが、最大の敗因だと気づいたのです。


伝わらない「想い」と「機能」

価格の問題に加え、もう一つ深刻だったのが、購入者との距離感です。

私がデザインした作品には、当然、細部にわたる「想い」や「機能」を込めています。

  • 「こういう時に、こう使って欲しい」という使用シーン
  • 「ここにポケットがあれば、もっと便利なのに」という課題解決の機能
  • 「この色味、素材の組み合わせが一番可愛い!」というこだわり

しかし、制作の間に業者が入ってしまうと、この「作品に込めた熱量」が、出品ページを通して直接購入者に伝わりにくくなってしまったのです。

販売ページでいくら言葉を尽くしても、購入者からは「どこかで見かける既製品」のように見えてしまい、私の個性や手間暇、こだわりが価格に見合う付加価値として認識されなかったのだと痛感しました。



「伝わる」ことこそが最高の価値

この数ヶ月の挑戦と挫折を通して、私は大切なことを思い出しました。

ハンドメイド販売の最大の強みは、クリエイターと購入者が直接繋がり、作品のストーリーや想いを共有できることです。

価格競争に巻き込まれて、ただ安く売ろうとするのではなく、

  1. 作品に込めた熱意やストーリーを直接「伝える」こと。
  2. その結果、価格以上の「価値」を感じてもらうこと。

これこそが、私たちが目指すべき道、「原点」だと強く確信しました。

高価格帯の壁を越えるためには、「外注による時短」ではなく、「自分自身の想いを乗せた作品」で勝負し、それをしっかりと「伝える」ことに立ち返る必要があるのです。


まとめ

高価格帯に挑戦したデザイン販売は失敗に終わりましたが、それは貴重な学びとなりました。

「価格より、まず伝わること」

この初心に帰り、これからの販売活動は、もう一度自分で手を動かし、お客様との「共感」を大切にするスタイルで進めていきます。

次回は、この「価格の壁」を越える土台として、「売れるデザインとは何か?」そして、多くの人に共感される「ブランドの育て方」について、一緒に深掘りしていきましょう。


【次回記事はこちら】

→ 第2回【深掘り】デザインとは?売れるブランドを育てるための学び方


 

それでは皆さん今日もハッピーな1日を送りましょうね!

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