「文字や模様だけじゃなく、自分で描いたイラストやロゴも刺繍にしたい」。刺しゅうPro11なら、Illustratorで作ったイラストを読み込んで刺繍データに変換できます。この記事では、イラストから刺繍データを作る流れを、初心者にもわかるように整理します。※メニュー名や画面はお使いのバージョンで異なる場合があります。正確な操作は実機の画面でご確認ください。
イラストから刺繍データを作る全体の流れ
大きく分けて「①元イラストを用意 → ②Illustratorでパス化 → ③刺しゅうPro11に読み込み → ④ステッチに変換して設定 → ⑤試し縫いで調整」の5ステップです。文字・模様よりひと手間増えますが、順番どおりに進めれば大丈夫です。
ステップ1:元になるイラストを用意する
まずは刺繍にしたいイラストを用意します。線がはっきりして、色の面がまとまったシンプルな絵ほど、きれいな刺繍になります。細かすぎる絵やグラデーションの多い写真は刺繍だと再現しづらいので、単純化しておきましょう。※必ず、自分で描いたオリジナル、または商用利用OKの素材を使ってください(詳しくは最後の注意点で)。
ステップ2:Illustratorでパス化(ベクター化)する
手描きの線画やラフは、Illustratorで「パス(輪郭の線)」に変換します。刺しゅうPro11は色ごとに面が分かれたベクター画像を読み込みやすいので、①線をパス化 ②色の面ごとにまとめる ③不要な細部を減らす、を意識すると変換がスムーズです。※Illustratorの「画像トレース」機能を使うと、ラフからパスを起こせます(設定はバージョンにより異なります)。
ステップ3:刺しゅうPro11に読み込む
パス化したイラストを刺しゅうPro11に読み込みます。読み込み後は、実際の刺繍サイズ(枠に収まる大きさ)に合わせてサイズを整えます。小さくしすぎると細部がつぶれ、大きくしすぎると縫い時間が伸びるので、まずは実際に縫う枠サイズを基準にしましょう。
ステップ4:ステッチに変換して設定を整える
読み込んだ図案を「ステッチ(縫い目)」に変換します。ここで、①縫い方(面を塗るサテン/タタミ、輪郭のランニング)②糸色の割り当て ③縫いの向き・密度、を調整します。面が広い部分はタタミ縫い、細い線はランニング縫い、といった使い分けが基本です。※各機能の正確な名称・場所はバージョンで異なるため、実機の画面でご確認ください。
ステップ5:試し縫いで確認して調整する
データができたら、いきなり本番布ではなく、まず端切れで試し縫いをします。糸が浮く・縫い縮みする・色が重なって見えにくい、といった点は試し縫いでしか分かりません。気になったら密度や糸色を微調整し、納得のいく仕上がりになったら本番へ進みます。
つまずきやすいポイント
- 元絵が複雑すぎる:色数・線を減らして単純化すると失敗が減ります。
- サイズが小さすぎる:細い線や小さな文字はつぶれやすい。刺繍は“大きめ・シンプル”が基本です。
- 糸色を欲張る:色替えが増えるほど手間と時間が増えます。まずは3〜5色に絞ると作りやすいです。
【重要】著作権・商用利用の注意
- 刺しゅうPro11の内蔵模様・フォントは、利用規約の範囲で使いましょう(データそのものの再配布・販売は不可のことが多く、完成品の販売可否は規約次第です)。
- 他人のキャラクター・ロゴ・イラストを無断で刺繍データ化して販売するのはNGです。
- 使うのは、自分で描いたオリジナル、または商用利用OKと明記された素材にしましょう。
- 規約は改定されることがあります。販売前に、各素材・ソフトの最新の利用規約を必ず確認してください。
刺しゅうPro11完全ガイド(全8回+番外編)
- 第1回:刺しゅうPro11とは?(入門・概要)
- 第2回:基本操作・まず覚える5ステップ
- 第3回:文字と模様で刺繍データを作る
- 第4回:イラストから刺繍データを作る(Illustrator連携)(今読んでいる回)
- 第5回:刺繍データから実機で縫うまで
- 第6回:実践①わんこのイラストを刺繍してみた
- 第7回:実践②ワッペンを作ってみた
- 第8回:作った作品をminneで売る
- 番外編:データ作成が終わらない…作業記録
シリーズの全体像は ハンドメイド副業ロードマップ にまとめています。道具(刺しゅうPro11・刺繍ミシン)選びやハンドメイド副業の相談もどうぞ。
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【重要】著作権・商用利用の注意
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- 使うのは、自分で描いたオリジナル、または商用利用OKと明記された素材にしましょう。
- 規約は改定されることがあります。販売前に、各素材・ソフトの最新の利用規約を必ず確認してください。
刺しゅうPro11完全ガイド(全8回+番外編)
- 第1回:刺しゅうPro11とは?(入門・概要)
- 第2回:基本操作・まず覚える5ステップ
- 第3回:文字と模様で刺繍データを作る
- 第4回:イラストから刺繍データを作る(Illustrator連携)
- 第5回:刺繍データから実機で縫うまで
- 第6回:実践①わんこのイラストを刺繍してみた(今読んでいる回)
- 第7回:実践②ワッペンを作ってみた
- 第8回:作った作品をminneで売る
- 番外編:データ作成が終わらない…作業記録
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