【第3回】価格より「共感」で選ばれる場とは？ミンネ・フリマサイトで売るという選択

皆さん、こんにちは！
ワンティルでは犬のぬいぐるみと2頭のトイプードルの生活を紹介しています。

　このサイトでは「ワンティル」の主人公であるわんこ、ティーたん、ルータンの生活を主に紹介して行きます。「ワンティル」は秘密の街「夢の街」で、わんこ、ティーたん、ルーたん達の住む街の小さなお店のお話です。

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2025年はワンティルの運用をしていこうと思います。

ハンドメイドマーケット「ワンティル」では3人の自慢のハンドメイド作品を購入できます！https://minne.com/@walleve

　ワンティルはレゴブロックの街「夢の街」のクリエイティブ部門として進めていきます。ハンドメイドの作成からレゴブロックの街、夢の街の建物の設計まで担当していきます。

こんにちは、ワンティルです。

このシリーズで、私は数ヶ月間続けてきた外注による「デザインを売る」プロジェクトから、ハンドメイド販売へと原点回帰する道のりを綴っています。

手間や素材選びまで任せた時短ですが、予想以上の高価格帯での販売になってしまいました。

そして、高価格帯での販売の難しさに直面し、「価格の壁」を痛感した私。前回は、その壁を打ち破るには、技術だけでなく「売れるデザイン」と「ブランド」の学びが不可欠だという話をしました。

　作品の価値を高める学びを始めた私が次に選んだ場所。それが、価格よりも「共感」で選ばれるminne（ミンネ）やCreema（クリーマ）、そしてフリマサイトでした。

今回は、私がなぜこの「共感型販売」の道を選んだのか、を皆さんに伝えようと思います。

　以前の私は、時短や効率を求め、業者さんに作品の制作を外注しました。その結果、手間は減りましたが、作品に込めた想いが、直接購入者さんに「伝わりにくく」なってしまったのです。価格は上がっても、感情的な価値が伴わなかったため、なかなか購入に繋がりませんでした。

私が原点回帰を決めたとき、ハンドメイド作品が持つ最大の武器は、「作り手のストーリーと熱量」だと再認識しました。

これらの物語こそが、作品を単なる「モノ」ではなく「特別な価値」に変えます。

共感型販売では、購入者はまず「この商品がいい」と思い同じような商品を見た周り「この人から買いたい」「この作品の想いに共感する」という感情で最終的に作品を選びます。

　価格の安さだけを追求するのではなく、作り手の人柄や哲学、そして作品の具体的な機能に納得することで、「適正な価格、あるいは市場価格以上の価値」を感じて購入してくれるのです。

　これは、価格競争の渦から抜け出し、クリエイター自身が価格決定権を持つための、最も強力な戦略です。

「共感」で選ばれる場所といっても、各サイトで集まるユーザーの層や、作品に求める「共感ポイント」は少しずつ違います。ここでは、初心者の方でもイメージしやすいように、主要なサイトの概要をまとめます。

サイト名	特徴的なユーザー層	共感の傾向
minne（ミンネ）	ハンドメイド好き、初心者から中級者多し、温かい雰囲気	作り手の「熱意や愛情」、作品の「可愛らしさ・温かさ」に共感する層が多いです。
Creema（クリーマ）	デザイン重視、質のこだわり、アート好き	作品の「技術の高さ」や「デザイン性・芸術性」、プロ意識に共感する層が多いです。
メルカリ	利便性、カジュアルさ、幅広い層	「手軽さ」「お得感」に加え、クリエイターとの「スムーズなやり取り」に価値を見出す層が多いです。

私がまず挑戦したのは、温かいコミュニティと、初心者クリエイターへの理解があるminneでした。あなたの作品の「想い」が一番伝わりそうだと感じる場所を選んでみてください。

共感型販売で成功するためには、「想い」だけでなく、作品が購入者の「どんな悩みや不満」を解決するかという「機能とニーズ」を具体的に考えることが大切です。

例えば、私の専門とする「ハンドメイドバッグ」を例に考えてみましょう。

【ターゲット　わんことのお散歩に持って行くバッグ】

抱えるニーズ（悩み）
- 「オムツ、水筒、おもちゃでバッグの中がごちゃつく」
- 「両手を使えるようにしたい」
- 「写真が直ぐ撮れるようにスマートフォンを出し易くしたい」
作品に持たせるべき機能
- 多機能ポケット（水筒、オムツ、おもちゃの定位置）
- 斜めがけできる、またはリュックになるデザイン
- 外にスマートフォン用のポケット付ける